コラム

9月コラム
相場概観 8月の相場急落にあたり(ちょっと 穿った見方で?)

これも古参の証券人の記憶に残るものですが、相場予測にあたり罫線分析を重視する一派が存在しておりました。 酒田五法や一目均衡表といった一種の分析流派は証券界でも有……

2024年 夏の課題図書

みなさんは欧米の富裕層が、どのように夏休みを過ごしているか想像できるでしょうか? カリブ海を疾走する豪華ヨット、シャンペンとロブスター、ビキニ姿の美女たち・・・……

これからの日本の証券業は?

なかなかに重いテーマですが、それを論ずる前に、私がこの世界に入った1980年以降、個人的に大きな変革であったと思われる出来事を振り返ってみたいと思います。 関係……

ここがヘンだよ日本の株式市場(株主優待)

Ⅰ.株主総会の現在 株主総会がネット配信される時代となり、また開催日の集中が避けられる傾向から、複数社の総会を“観戦”することが可能となりました。 私も数回、株……

地政学的リスクと金融市場

目次 「風が吹けば桶屋が儲かる!」 地政学的事象が日本の経済/金融市場に与える影響 1.貿易摩擦と経済への影響 2.エネルギー供給と価格変動への影響 3.政府・……

GAFA、Magnificent Seven、Fabulous Fourばかり?

昨年、2023年の米国株式市場は荒れ模様でした。 コロナ特需の賞味期限は過ぎ、FRB(Federal Reserve Board:連邦準備制度理事会)主導の金融……

金融商品の多様化:この半世紀を振り返って

これも古参の金融関係者ならば御記憶でしょうが、昭和30年代の株式ブームに沸く証券会社の店頭に「ダウを買いたい!」という客が現れたという笑い話がありました。 ダウ……

相場概観と投資家動向について:1月の東証急騰にあたり

1987年公開のアメリカ映画『ウォール街:Wall Street』は、チャーリー”Wild Thing”シーン演ずる主人公の若手証券マンが、大きな取引を求めるあ……

株式市場2023年の回顧と2024年見通し

2023年回顧 2023年、日経平均株価225種は、1月4日大発会25,661.89円から、12月29日大納会33,464.17円まで、三割超の上昇を遂げました……

NISA(少額投資非課税制度)

古参の金融関係者ならばご記憶でしょうが、かつて我が国にはマル優、郵貯マル優、特別マル優(少額貯蓄非課税制度、少額公債非課税制度)という貯蓄優遇制度が存在しました……

NFTを技術的側面から一歩踏み込んで解説

唯一無二の価値を裏付けるNFTは、Web3.0の技術の中でもっとも事例が多く、さまざまな分野において活用が進んでいる領域だといえる。では現在、NFTの技術は人々……

手数料無料化への道のり

1987年(昭和62年)9月、野村証券は連結ベースで5,409億円の経常利益を上げ、トヨタ自動車をおさえて日本一の高収益企業となりました。(注:当時の証券会社の……


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